死ねなかった
冬の北海道で起きた事故だ。
高校生の女の子が踏み切りに飛び込み自殺をした。

女の子の姿を見た電車の運転手は、急ブレーキをかけるが間に合わない。
運転手は電車から飛び降りて、踏み切りまで見に行く。
そして腰から真っ二つに切断された女の子の下半身を発見する。

それを見て、万に一つも女の子が助かっている見込みがないと判断した運転手が愕然として立ちすくしていると、後ろから何かを引きずる様な音が聞こえる。
ふとその音のほうに視線を向けると、苦悶の表情を浮かべながら這ってこちらに向かってくる、上半身だけの女の子がいた。
普通はその女の子のような状態になると即死するのだが、彼女の場合寒さで切断面が凍りついた為、止血され即死できずにしばらくその状態で激痛を感じながら生きることになったのだ。

Good

カテゴリ:事件・事故
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